川崎信用金庫が実施した川崎市内中小企業動向調査の結果によると今期
(平成28年4~6月)の景況感は「おおむね横ばい」と発表した(6/23付)。
今期の業況DI(判断指数)は全体で△14.0と前期比1.9ポイント減の横ばいを
示した。なお、業種別は以下のとおり。
運輸業 9.8ポイント増
小売業 6.4ポイント増
サービス業 3.4ポイント増
不動産業 1.8ポイント増
製造業 1.8ポイント減
建設業 27.5ポイント減
卸売業 6.1ポイント減
次期(7~9月)の見通しは、△15.9と今期比1.9ポイント減の横ばいを予想
している。
事業経営上の問題点としては全体で
1.売上の停滞・減少(製造、卸売、小売、サービスで1位)
2.同業者間の競争激化(不動産で1位)
3.利幅の縮小
4.人手不足(建設、運輸で1位)
5.人件費の増加
が上がっている。
以上。